【日本史や英単語の暗記の秘儀】メモリーツリーで関連付けして暗記効率アップ
メモリーツリーは、テーマとなる物事を中心に、関連する事項を書き足していく情報整理&記憶の方法です。
『ドラゴン桜』7巻に出てくる勉強テクニックです。
情報の整理ができ、自分で書いたものを繰り返し読み返すことで長期記憶としてインプットしていきます。
関連付けて書いていくので、芋ずる式に関連事項が思い出せます。
メモリーツリーの書き方
グッチャグチャですが、自分的にはめちゃ分かりやすいです。
鉛筆オンリーですが、3色ぐらいを目安に色付けしたり、イラストを描くのも効果的です。
①テーマを紙の中心に書く
上記の写真ですと「大化の改新」がテーマです。
②幹となるテーマを描く(子テーマ)
③ブランチ(枝)を書く
覚えたいことを具体的、簡潔に書きます。
「乙巳の変」、「公地公民制」など
④サブブランチを書く
ブランチに対してさらに補足を追加します。
「公地公民制」…屯倉、名代、子代
メモリーツリー書き方のヒント
単純にキーワードだけを書いても教科書の写しにしかなりません。
自分の覚えやすいスタイルを確立していきましょう。
※あくまで筆者の個人的に良いと思っている方法なので無理に真似なくて大丈夫です。
参考程度にしてください。
①歴史は親族関係を書き足す
親子や兄弟、親戚関係でのもめ事が「○○の変」として教科書に載っていることが結構多いです。
また、意外と有名な人の子どもが目立たないけどチラッと出ていたりします。
【例】
推古天皇の次の天皇候補に挙がっていたけど、蘇我氏のごり押しで田村皇子が舒明天皇になって、はぶられた山背大兄王は厩戸皇子(聖徳太子)の息子。
メジャーな人物の子どもだと、記憶に残りやすいです。
②イメージや率直な感想を書き足す
イラストや一言コメントを書き足すと、イメージとしても記憶に残りやすいです。
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中臣鎌足 ムカつく
「ムカつく」など書いておくと、なぜ暗殺に踏み切ったのかなどの流れがぐっと覚えやすくなります。
メモリーツリーの英単語活用法
覚えたい単語の周りに、「意味」、「同意語」、「反意語」、「名詞形」、「形容詞形」、「動詞形」、「副詞形」などを書き足します。
見返す時も効率が良く、関連語なので覚えやすくなります。
何年も前に何かのコラムで堀江貴文さんが、「受験生時代に英単語を覚えるのにメモリーツリーを活用した」という記事を読んだことがあります。(堀江さんは東大合格実績あり。中退されてます。)
残念ながらその記事を発見することは出来ませんでした。筆者の記憶違いなら申し訳ないです。
まとめ
メモリーツリーの本質は、記憶術ではなく情報の整理です。
自分で情報を整理し、整理した情報を何度も繰り返し見返すことで、暗記につながります。
情報から情報への「関連性」があるので、覚えやすく、思い出しやすくなります。
非常に効率的な勉強方法です。
教科書全部覚えるくらいの気持ちで、メモリーツリーを書き込みましょう!