脳科学に基づいた効率的な勉強方法

暗記力、集中力アップの勉強ライフハックを紹介!

国語(現代文)を解くカギは三つの公式

文章とは、文の積み重ねです。

 

適当に文を組み合わせたものではなく、ある一定のルールのもとに積み重ねられたものが文章です。

 

この「一定のルール」に着目することで、国語の読解問題が驚くほど解きやすくなります。

 

ドラゴン桜2』では大宰府治先生が

 

「同等関係」、「対比関係」、「因果関係」

 

上記の3つのパターンのどれかにあてはまる文章が美しい文章だとおっしゃっていました。

 

同等関係とは

同じような内容を言い換えている文章のことです。

言い換えの方法は大きく「具体化」と「抽象化」に分けられます。

 

【例】1人での食事よりも誰かと食べる食事はおいしく感じる

 

■具体化

家で一人で食べるステーキよりも、友人とマックで食べるポテトの方がおいしい

 

■抽象化

人間は社会的動物であり、誰かと同じ時間や行動を共有することで安心感や幸福感を得る

 

国語の問題でより重要なのは「抽象化」の文章です。具体化の文章は、具体例を書いているだけで、筆者の主張は抽象化された文章に書かれていることが多いからです。

 

 

対比関係とは

主張をより強くするために反対の事例を示して比較しているもの。

 

「しかし」、「だが」、「が」、「一方」、「ところが」、「それに対し」、「けれども」

 

などの言葉で始まる文章はだいたい対比関係です。

 

常識に対して、常識とは違う筆者の意見などが書かれていたりするので要チェックです。

 

 

因果関係とは

原因と結果を表す関係のこと。

 

文章の構造としては、原因→結論となる場合と、結論→原因と書かれている場合もあります。

 

個人的な意見ですが、小論文や情報発信系のブログ、報告書などは「結論→原因」で書いた方が、脱線しにくく読みやすい文章になります。

 

要チェックの接続詞は

「だから」、「そのため」、「したがって」、「なぜなら」、「その理由は」

などがあります。

 

 

まとめ

国語の文章の読み解き方

・どのような文章構成なのかを考える

・上記にあげたような接続詞(しかし、なぜなら、など)に注意する

 

この2点を意識するだけで、何が言いたい文章なのかをサクッと理解していけます。

数学や英語、日本史などの文章題にも応用できるテクニックです。

 

参考

「国語は公式で解ける」東大生が断言する納得理由 文章を読むのが遅い人にも役立つスキルを伝授 (msn.com)

 

ドラゴン桜2』で太宰先生が教えるシーン

画像 | 「国語は公式で解ける」東大生が断言する納得理由 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)