英語のリスニングが苦手な人のための勉強法まとめ
一言で「リスニングが苦手」と言っても、原因は何個かに分けられます。
①英語の「音」が聞き取れない
②そもそも語彙が少ない
③英文法を知らない
上記の3つが主な原因として考えられます。
それぞれ効果的な勉強法をご紹介します。
①英語の「音」の聞き取りを伸ばす勉強法
そもそも日本語は、世界的にみても言葉に使用する「音」が圧倒的に少ない言語です。
日本語だけをメインに育ってきた人にとって、英語の多数ある「音」を聞き取ることは非常に難しいことなのです。
さらに、単語と文章になった時で、明らかに発音が変わることがあります。
【例】
want ウォント と聞こえます。
しかし後ろに to が来ると、
絶対に want to ワナ と聞こえます。(確実に言っています)
You want to hole me tight.
お笑いコンビ「どぶろっく」さんの『もしかしてだけど』英語バージョンの一節です。
ユーワナホールミータイ と歌ってらっしゃいました。
リスニングで点を伸ばしていくには、このような「くずしの表現」を知る必要があります。
対策としては、繰り返し英語を聞いて耳をならしていくしかありません。
ただし、リスニング初級レベルの人は、英語を聞いているだけの「聞き流し」ではリスニング能力は伸びません。
・一文一文確かめながら聞く精聴
・聞いた英文を少しずらして読み上げていくシャドウイング
この2つを行うことが英語の「音」を聞きとる能力を伸ばす近道です。
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②英語の語彙(ボキャブラリー)を効率的に増やす方法
単純に英単語帳を1ページ目から覚えていくのは効率が悪いです。
英単語の覚え方のポイントは、
・反復
・関連付け
・実践
この3つです。
・英単語の反復勉強のコツ
1日10個ずつしっかり暗記して10日で100個の英単語を覚えるより、1日に100個の英単語を10日毎日ザっと勉強するほうが脳の働き的に暗記効率がいいです。
多めの量の単語と毎日接するようにしましょう。
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・英単語を関連付けて記憶する
覚えたい単語の発音や意味などから連想されるものをイメージして覚えます。
【例】「run」
「走る」というイメージが強いですが、(機械などが)運転する、動く、(経営などが)うまく営まれる、(液体などが)流れる、という意味もあります。
【覚え方】
ランケーブルで機械が動いて経営がうまくいく。
張り巡らされたランケーブルの中を電気が走っているイメージを持つと、覚えやすいです。
このように、「つづり」や「発音」だけでなく、イメージしながら暗記すると、記憶に定着しやすくなります。
③英文法の効果的な勉強方法
英文法は言語のルールなので、これを知らないと意味を正しく理解できない場面が多数出てきます。高得点を目指すなら、中学生レベルのものは必ず押さえておかなければなりません。
ポイントは、音読と暗唱とアウトプットです。
短い文章で良いので、音読を繰り返し、その後目を閉じて暗唱します。
新しく覚えた単語などを使って、同じ構造の文章を書いてみます。
日記やTwitterにつぶやくという形でのアウトプットも効果的です。
東大受験マンガ『ドラゴン桜2』でもTwitterにつぶやく英語勉強法は紹介されていました。
使ってみる、という事が大切なんですね。
まとめ
リスニングの上達方法は
・精聴とシャドウイング
・覚えている単語の量を増やす
・英文法を暗記する
この3つです。
しっかりおさえて、点数を伸ばしていきましょう!