長期記憶にするには分散学習を意識すべし
分散学習と集中学習
分散学習と集中学習と呼ばれる勉強方法があります。
【例】歴史を8時間勉強するとします。
・毎日数時間、1週間でトータル8時間勉強する→分散学習
・1日で8時間ぶっ通しで勉強する→集中学習
少し乱暴ですが、ざっくり説明しますとこのような感じです。
覚えたものを長く忘れないようにするには(長期記憶)、分散学習が効果的です。
分散学習の効果的な方法
小分けでコツコツ勉強するのが分散学習です。
分散学習でも大切なのは、復習です。
勉強内容を反復することを意識すると、効率よく覚えられます。
【実例】日本史の1時間勉強スケジュール
毎日1時間日本史を勉強するとします。
・はじめの10分は前日の復習にあてる
・5分~10分で当日分の覚える箇所を暗記
・5分で覚えている限りを白紙に書きだす
・見直し
・残り時間でポイント整理
脳に定着しやすい勉強スケジュールです。
参考にどうぞ。
単語などは多めの量を短時間で反復する方が効率的
1週間で英単語を35個覚えると目標を立てます。
①毎日10分、前日の復習を入れながら5個ずつ暗記する
②毎日10分、35個の英単語を覚えるよう勉強する
どっちもいけそうな気がしますが、分散学習的に効率が良いのは②です。
人間の脳は接する機会の多いものを重要だと認識します。
ちょっと多いな、と感じるぐらいの量の単語と毎日接することで、脳に長期記憶として認識させます。
今日からの勉強方法に取り入れてみてください。
【参考】
ニューヨークにあるノーベル賞取った人も輩出している研究所の分散学習に関する論文です。無料で読めます。